クラブ賞贈呈と卓話
6月18日の例会で、ソロプチミスト日本財団の顕彰事業・活動資金援助に応募したNPO法人「にじまち」の多大なる社会貢献を称え、代表の林智子様にお越しいただきクラブ賞を贈呈し、卓話をお願いしました。
元小学校教諭である林様は、SOSを出す子どもたちの気持ちに寄り添うため、学校勤務を辞めフリースクール「虹の学び舎」を立ち上げました。小中学生以外にも高校生や青年・成人など年齢を問わず生きづらさを抱える人たちのニーズに合わせて、居場所事業を展開され、2024年5月には長浜市で初となる非行や親からの虐待などで生き場をなくした子どもたちのための自立支援ホーム「ななほし」を開設されました。
重度の先天性疾患を持って生まれ6歳で短い生涯を終えた長女の明音ちゃんの記録『あ~ちゃんの虹』(文芸社)の著者でもあり、各地で講演し命のメッセージを発信し続けておられます。卓話では6年間の記録を映像で観させていただき、懸命に生きる明音ちゃんの姿と、笑顔で支えるご家族の姿に、同じ親として多くを考えさせられました。また、林様の活動を通して、未来を担う子どもたちへの支援の重要性を再認識いたしました。